どうして外壁塗装で助成金・補助金がもらえるの?受け取るための注意点は?
公開日: 2023年09月04日 / 更新日: 2025年11月06日
高額な費用がかかる外壁塗装。建物の規模や状態によっては、100万円を超えることもあります。支出を少しでも抑えたい方は、自治体が実施している助成金・補助金の制度を利用しましょう。
外壁塗装で受けられる助成金・補助金について、受給条件や注意点をご紹介します。
リフォームで外壁塗装する場合、お住いの自治体から助成金や補助金を受けられることがあります。
金額は自治体ごとに異なりますが、工事費の10~20%(上限10万~30万円)程度を支給している地域が多いです。
以下の記事で、詳しくご紹介します。
外壁塗装に使える助成金・補助金は大きく2種類
外壁塗装に活用できる助成金・補助金は、大きく分けて2つの種類があります。
外壁塗装に使える助成金・補助金①:省エネリフォーム補助金
省エネリフォーム補助金は、住宅の省エネルギー性能を向上させる改修工事に対して、国や自治体が支給する支援制度です。
一般的な外壁塗装工事でも、条件を満たせばこの補助金を活用できる場合があります。
通常の外壁塗装は住宅の美観や防水性を高める目的で行われますが、断熱性能を持つ高機能塗料(遮熱塗料や断熱塗料)を使用することで、省エネ対策として認められるケースがあります。
例えば、夏の冷房費や冬の暖房費を削減し、エネルギー使用量やCO₂排出量を抑える効果がある工事は、省エネ改修として補助対象になりやすいです。
2025年現在では、「住宅省エネ2025キャンペーン」として以下のような補助制度を利用できます。
▼住宅省エネ2025キャンペーンで活用できる外壁塗装 助成金(2025年版)
| 補助事業名 | 外壁塗装関連の対象工事 | 最大補助額 | 補助対象者 |
| 子育てエコホーム支援事業(旧:子育てグリーン住宅支援事業) | 外壁の断熱改修(断熱塗装を含む) | 最大60万円 | 工事発注者(住宅所有者) |
| 先進的窓リノベ2025事業 | 窓の断熱改修と併せて行う外壁断熱改修工事 | 最大200万円 | 工事発注者(住宅所有者) |
| 給湯省エネ2025事業 | 給湯設備の高効率化と併せて行う省エネリフォーム | 設備に応じた補助額 | 工事発注者(住宅所有者) |
出典:住宅省エネ2025年キャンペーン「住宅省エネ2025キャンペーンについて」
補助金を申請する際は、工事着工前に申請手続きが必要です。
また、指定された省エネ性能や施工基準を満たしていること、さらに施工業者が「住宅省エネ支援事業者」として登録されていることが条件となる場合が多いです。
外壁塗装に使える助成金・補助金②:一般的な住宅リフォームの資金助成
一般的な住宅リフォームに関する資金助成制度は、主に地方自治体(都道府県や市区町村)が独自に実施しています。
これらの制度は、省エネ性能の向上に限らず、住宅の長寿命化や居住環境の改善を目的としており、幅広いリフォーム工事が対象となります。
外壁塗装 助成金の対象となるケースとしては、次のような工事が挙げられます。
・劣化した外壁の塗り替え工事
・防水性を高めるための外壁塗装
・外観の美観を向上させるためのリフォーム塗装
・高齢者や障がい者などの住環境改善に伴う外壁改修
・UIJターンや移住促進のための空き家リフォーム
なお、助成金の金額や申請条件は自治体によって異なります。
地元施工業者の利用を条件としている場合や、住宅の築年数、所有者の所得などに制限が設けられているケースもあるため、申請前に必ず各自治体の公式情報を確認しましょう。
外壁塗装で助成金・補助金がもらえるのはなぜ?
リフォームで外壁塗装を行う際、一定の条件をクリアすると自治体から助成金や補助金を受けられることがあります。
これは、全国の自治体が地球温暖化防止やヒートアイランド対策に繋がるエコリフォームを推奨しているためです。

助成金は、対象の建物が登記されている市区町村から出されます。金額は自治体によって異なりますが、工事費の10~20%(上限10万~30万円)程度を支給している地域が多いです。
なお、すべての自治体で助成金を受給できるわけではありません。助成金を支給している自治体は、一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会のHP「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」で調べられます。
参考記事:屋根塗装で助成金がもらえるって本当?適用条件や注意点を解説
助成金と補助金の違い
自治体から支給される「助成金」と「補助金」には、以下のような違いがあります。
- ・助成金:一定の要件を満たしていれば支給される。
- ・補助金:申請後に審査が行われる。予算や採択件数が予め決められているケースが多く、必ず受給できるとは限らない。
どちらも返済は必要ありません。工事が終わった後に、後払いで受け取れます。
補助金を受給するためには、比較的厳しい審査をクリアしなければなりません。しかし、支給金額は助成金より高い傾向にあります。
外壁塗装の助成金・補助金は自治体によって異なる
自治体によって外壁塗装の助成金・補助金の金額や受給条件は異なります。よくある条件は以下の通りです。
- ・助成金、補助金を申請する地域に住んでいること
- ・申請時点で税金の滞納がないこと
- ・既存住宅であること
- ・申請時期や提出書類などに不備がないこと
このほか、築年数や耐震基準、特定の塗料を使っていることなどを条件に掲げている自治体もあります。
ここでは例として、埼玉県狭山市の「令和4年度(2022年度)店舗・住宅改修工事費補助金制度」の概要を見ていきましょう。
令和4年(2022年)時の条件です。
補助金の支給額
- ・住宅:税抜き工事費の5%(上限10万円)
- ・店舗、空き店舗:税抜き工事費の10%(上限30万円)
申請期間
令和4年4月18日~令和4年9月30日まで
申請資格
以下すべての条件を満たしている必要があります。
・申請日現在、市税(固定資産税・都市計画税、市県民税、法人市民税、国民健康保険税、軽自動車税等)を完納している方
・申請対象となる店舗、空き店舗または住宅は、市内に存在するもので、次の要件のいずれかに該当する方
(1)申請者が所有し、自らが営業している店舗または営業しようとする空き店舗
(2)申請者が所有し、貸し出している店舗または貸し出そうとしている空き店舗
(3)申請者が賃借し、自らが営業するための店舗または空き店舗
(4)申請者が所有し、又は賃借する自らが居住するための住宅
・市で実施している他の補助制度(同じ工事を対象としたもの)を利用していないこと
※対象となる改修工事が、2023年3月31日までに完了し、実績報告書類を提出すること
(引用:狭山市HP「店舗・住宅改修工事費補助金制度のご案内」)
【2025年最新】外壁塗装の助成金がある自治体
2025年現在、多くの自治体では、住宅の耐久性向上や省エネルギー対策の一環として、外壁塗装工事に助成金を設けています。 ここでは、最新の情報をもとに、外壁塗装に関する助成金・補助金制度を実施している自治体を紹介します。
助成金の対象となる工事内容や申請条件、補助金額などは自治体によって異なります。そのため、工事を検討されている方は、事前にお住まいの地域の制度内容をよく確認することをおすすめします。また、募集期間や申請手続きには期限がある場合も多いため、最新の情報をチェックして、制度を賢く活用しましょう。
外壁塗装 助成金がある自治体①:北海道・東北地方
北海道・東北地方では、多くの自治体が住宅の長寿命化や地域の景観保全を目的に、外壁塗装工事への助成金・補助金制度を設けています。以下は、2025年時点で制度が確認できる主な自治体一覧です。
※制度内容や受付状況は年度ごとに変更される場合がありますので、最新情報は各自治体の公式サイトをご確認ください。
| 都道府県 | 対象自治体(五十音順) |
| 北海道 | 【あ行】愛別町、赤平市、芦別市、厚岸町、網走市、池田町、石狩村、歌志内市、浦河町、浦臼町、雨竜町、枝幸町、遠別町、えりも町、奥尻町、置戸町、小樽市、音威子府村、帯広市 【か行】上士幌町、川上町、木古内町、喜茂別町、清里町、共和町、倶知安町、訓子府町、栗山町、剣淵町、小清水町、小平町 【さ行】更別村、士別市、標津町、島牧村、様似町、鹿部町、士幌町、標茶町、斜里町、初山別村、新十津川町、新得町、砂川市、壮瞥町 【た行】大樹町、鷹栖町、伊達市、秩父別町、鶴居村、弟子屈町、天塩町、当麻町、泊村、豊頃町、豊富町、苫前郡 【な行】中富良野町、長沼町、中札内村、名寄市、新冠町、西興部村、仁木町、ニセコ町、根室市、沼田町、登別市 【は行】浜中町、羽幌町、美瑛町、美唄市、美深町、比布町、広尾町、福島町、別海町、幌加内町、北斗市、幌延町、本別町 【ま行】真狩村、妹背牛町、松前町、三笠市、南富良野町、室蘭市、毛町 【や行】夕張市、余市町 【ら行】蘭越町、陸別町、留萌市、礼文町 |
| 青森県 | 【あ行】鰺ヶ沢町、板柳町、大鰐町、柏木町 【か行】五戸町 【さ行】佐井村、七戸町、外ヶ浜町 【た行】田子町、つがる市、鶴田町、十和田市 【な行】中泊町、南部町 【は行】階上町、深浦町、藤崎町 【ま行】三沢市 【ら行】六戸町、六ヶ所村 |
| 岩手県 | 【あ行】一関市、一戸町、岩手町、大船渡市、大槌町、奥州市 【か行】金ケ崎町、釜石市、軽米町、北上市、葛巻町、久慈市、九戸村 【さ行】雫石町、岩泉町、紫波町、住田町 【た行】滝沢市、遠野市 【な行】二戸市、野田村 【は行】花巻市、洋野町、平泉町、普代村 【ま行】宮古市、盛岡市 【や行】矢巾町、八幡平市、山田町 【ら行】陸前高田市 |
| 宮城県 | 【あ行】大郷町、大衡村 【か行】川崎町、栗原市 【さ行】色麻町、柴田町 【た行】大和町 【ま行】丸森町、美里町 |
| 秋田県 | 【あ行】羽後町、大潟村 【か行】五城目町 【さ行】仙北市 【は行】八郎潟町、八峰町、東成瀬村、藤里町 【ま行】美郷町 |
| 山形県 | 【あ行】朝日町、大江町 【か行】河北町 【は行】花沢市 |
| 福島県 | 【あ行】会津坂下町、会津美里町、浅川町、飯舘村、大熊町、小野町 【か行】鏡石町、川俣町、北塩原村、楢葉町、郡山市、桑折町 【さ行】西郷村、鮫川村、白河市、下郷町、相馬市 【た行】伊達市、天栄村、富岡町 【な行】中島村、浪江町、二本松市 【は行】塙町、磐梯町、檜枝岐村、平田村、古 |
各自治体の公式ホームページ(2025年10月時点の情報)
外壁塗装 助成金がある自治体②:関東地方
関東地方では、外壁塗装に関する助成金や補助金制度を設けている自治体が多数あります。ここでは、2025年現在、外壁塗装工事の費用を一部支援している主な市区町村を紹介します。
※制度内容や受付状況は年度ごとに変更される場合がありますので、最新情報は各自治体の公式サイトをご確認ください。
| 都道府県 | 対象自治体(五十音順) |
| 茨城県 | 【あ行】阿見町、石岡市、小美玉市、大洗町 【か行】古河市 【さ行】城里町 【た行】大子町、土浦市、利根町、東海村、取手市 【な行】那珂市、行方市 【は行】坂東市、日立市、常陸太田市、ひたちなか市、鉾田市 【ま行】美浦村 【や行】八千代町 |
| 栃木県 | 【あ行】芳賀郡市、大田原市、小山市 【か行】上三川町 【さ行】さくら市、佐野市、塩谷町 【な行】那珂川町、那須烏山市、日光市今市、野木町 【ま行】壬生町、茂木町、真岡市 |
| 群馬県 | 【あ行】板倉町、邑楽町 【か行】片品村、川場村 【さ行】渋川市、昭和村 【た行】高山村、館林市、玉村町、千代田町 【な行】長野原町、中之条町 【は行】東吾妻町 【ま行】みどり市 |
| 埼玉県 | 【あ行】嵐山町、越生町、桶川市、小鹿野町 【か行】加須市、北本市、熊谷市、行田市 【さ行】三郷市 【た行】秩父市、ときがわ町、戸田市 【な行】滑川町、新座市 【は行】飯能市、東秩父村、東松山市、深谷市、富士見市 【ま行】美里町、宮代町 【や行】横瀬町、吉見町 |
| 千葉県 | 【あ行】旭市、市原市、一宮町、稲毛区、大多喜町 【か行】神崎町、君津市、九十九里町 【さ行】栄町、匝瑳市 【た行】多古町、中央区、長南町、東庄町 【な行】長柄町 【は行】花見川区、富津市 【ま行】緑区、美浜区 【や行】八千代市、横芝光町 【わ行】若葉区 |
| 東京都 | 【あ行】昭島市、荒川区、板橋区、大田区 【か行】国立市、小金井市 【さ行】墨田区 【た行】千代田区、豊島区 【ま行】町田市、三鷹市、港区、目黒区 |
| 神奈川県 | 【あ行】愛川町、青葉区、旭区、泉区、磯子区 【か行】神奈川区、金沢区、清川村、北区 【さ行】寒川町、栄区、瀬谷区 【た行】都筑区、鶴見区、戸塚区 【な行】中井町、中区、西区 【は行】箱根町、葉山町、保土ヶ谷区 【ま行】松田町、港南区、緑区、南区 【や行】大和市、横須賀市 |
| 山梨県 | 【あ行】上野原市、大月市 【か行】甲斐市、小菅村、甲府市 【た行】中央市、都留市 【な行】韮崎市、南部町 【は行】早川町、笛吹市、富士吉田市、富士川町、富士河口湖町 【ま行】身延町 【や行】山梨市 |
| 長野県 | 【あ行】朝日村、青木村、阿智村、阿南町、安曇野市、生坂村、飯田市、飯島町、飯山市、伊那市、売木村、上田市、上松町、飯綱町、池田町、大町市、大滝村、大桑村、岡谷市、小川村、大鹿村、麻績村 【か行】川上村、軽井沢町、小布施町、木島平村、木曽町、北相木村、小海町、木祖村、小谷村、駒ヶ根市、小諸市 【さ行】佐久穂町、栄村、坂城町、須坂市、下諏訪町、佐久市、塩尻市、信濃町、下條村、喬木村、諏訪市 【た行】高森町、立科町、高山村、辰野町、千曲市、筑北村、長和町、天龍村、豊丘村、東御市 【な行】中川村、中野市、長野市、根羽村、野沢温泉村【は行】原村、白馬村、平谷村、富士見町 【ま行】松本市、松川町、松川村、南牧村、南相木村、南箕輪村、箕輪町、宮田村、茅野市、南木曽町、御代田町 【や行】山ノ内町、山形村、泰阜村 |
各自治体の公式ホームページ(2025年10月時点の情報)
外壁塗装 助成金がある自治体③:北陸・中部地方
北陸・中部地方では、外壁塗装に関する助成金や補助金制度を導入している自治体が多数あります。ここでは、2025年現在、外壁塗装工事の費用を一部補助している主な市区町村を紹介します。
※制度内容や受付状況は年度ごとに変更される場合がありますので、最新情報は各自治体の公式サイトをご確認ください。
| 都道府県 | 対象自治体(五十音順) |
| 新潟県 | 【あ行】阿賀町、阿賀野市、秋葉区、糸魚川市、出雲崎町、魚沼市、小千谷市 【か行】加茂市、北区、五泉市、江南区 【さ行】佐渡市、三条市、島浦村、関川村、上越市、新発田市、聖籠町 【た行】胎内市、田上町、中央区、津南町、燕市、十日町市 【な行】長岡市、西区、西蒲区 【は行】東区 【ま行】見附市、妙高市、南区、南魚沼市、村上市 【や行】弥彦村、湯沢町 |
| 富山県 | 【あ行】朝日町 【か行】上市町、黒部市 【た行】高岡市、砺波市 【な行】南砺市 |
| 石川県 | 【あ行】内灘町 【か行】金沢市、川北町、小松市 【な行】能美市、能登町 【は行】宝達志水町 |
| 福井県 | 該当なし(2025年10月時点) |
| 岐阜県 | 【あ行】斐川町、恵那市 【か行】川辺町 【さ行】白川村 【た行】富加町 【は行】七宗町 【ま行】輪之内町、美濃加茂市、美濃市 |
| 静岡県 | 【あ行】葵区、伊豆市、伊豆の国市、伊東市、磐田市、御前崎市 【か行】河津町、北区、小山町 【さ行】清水区、島田市、駿河区 【た行】天竜区 【な行】西伊豆町、中区、西区 【は行】浜北区、東区、藤枝市 【ま行】松崎町、牧之原市、三島市、南伊豆町、南区 【や行】焼津市 |
| 愛知県 | 【あ行】熱田区、天白区、犬山市、大府市、大口町 【か行】春日井市、蒲郡市、北区、扶桑町 【さ行】新城市、昭和区、瀬戸市 【た行】千種区、豊根村、豊田市 【な行】名古屋市、中川区、中区、中村区、西区 【は行】半田市、東区 【ま行】南知多町、瑞穂区、緑区、港区、南区、名東区、守山区 |
| 三重県 | 【あ行】朝日町、伊賀市、伊勢市、いなべ市、尾鷲市 【か行】亀山市、川越町、紀北町、紀宝町、熊野市、木曽岬町、桑名市、菰野町 【さ行】志摩市、鈴鹿市 【た行】大紀町、大台町、多気町、玉城町、津市、鳥羽市、東員町 【な行】名張市 【ま行】松阪市、明和町、御浜町、南伊勢町 【や行】四日市市 【わ行】度会町 |
各自治体の公式ホームページ(2025年10月時点の情報)
外壁塗装 助成金がある自治体④:近畿地方
近畿地方では、外壁塗装に関する助成金や補助金制度を実施している自治体が多数あります。ここでは、2025年現在、外壁塗装工事の費用を一部支援している主な市区町村を紹介します。
※制度内容や受付状況は年度ごとに変更される場合がありますので、最新情報は各自治体の公式サイトをご確認ください。
| 都道府県 | 対象自治体(五十音順) |
| 滋賀県 | 【た行】多賀町 【は行】日野町 【ら行】栗東市 |
| 京都府 | 【あ行】綾部市、伊根町、右京区 【か行】北区、久御山町 【さ行】上京区、左京区、下京区 【た行】丹後市 【な行】長岡京市、中京区、西京区 【は行】東山区、福知山市、伏見区 【ま行】舞鶴市、南区、南丹市 【や行】山科区 |
| 大阪府 | 【あ行】和泉市 【か行】門真市、北区、此花区 【さ行】堺市北区、堺市堺区、堺市中区、堺市西区、堺市東区、堺市南区、堺市美原区、泉南市、城東区、住之江区、住吉区 【た行】大正区、中央区、鶴見区、天王寺区、豊中市、富田林市 【な行】浪速区、西区、西成区、西淀川区、寝屋川市 【は行】東住吉区、東成区、東淀川区、平野区、福島区、枚方市、東大阪市 【ま行】港区、南河内郡太子町、南河内郡千早赤阪村 【や行】淀川区 |
| 兵庫県 | 【あ行】芦屋市 【か行】加古郡播磨町、加西市、神崎郡市川町 【さ行】佐用郡佐用町、宍粟市、洲本市 【た行】多可郡多可町 【ま行】美方郡香美町、美方郡新温泉町、南あわじ市 |
| 奈良県 | 【あ行】生駒郡三郷町 【か行】橿原市、北葛城郡王寺町 【た行】高市郡高取町 【や行】大和郡山市、吉野郡黒滝村 |
| 和歌山県 | 【あ行】有田郡有田川町、有田郡広川町、有田郡湯浅町、有田市、伊都郡かつらぎ町、伊都郡九度山町、伊都郡高野町、岩出市、御坊市 【か行】海草郡紀美野町、海南市、紀の川市 【た行】田辺市 【な行】西牟婁郡上富田町、西牟婁郡白浜町、西牟婁郡すさみ町、新宮市 【は行】橋本市、日高郡印南町、日高郡日高川町、日高郡日高町、日高郡みなべ町、日高郡美浜町、日高郡由良町、東牟婁郡北山村、東牟婁郡串本町、東牟婁郡古座川町、東牟婁郡太地町、東牟婁郡那智勝浦町 【わ行】和歌山市 |
各自治体の公式ホームページ(2025年10月時点の情報)
外壁塗装 助成金がある自治体⑤:中国・四国地方
中国・四国地方では、外壁塗装に関する助成金や補助金制度を設けている自治体が複数あります。ここでは、2025年現在、外壁塗装工事の費用を一部支援している主な市区町村を紹介します。
※制度内容や受付状況は年度ごとに変更される場合がありますので、最新情報は各自治体の公式サイトをご確認ください。
| 都道府県 | 対象自治体(五十音順) |
| 鳥取県 | 【あ行】岩美郡岩美町 【か行】倉吉市【さ行】西伯郡大山町、西伯郡南部町、西伯郡日吉津村、西伯郡伯耆町、境港市 【た行】鳥取市、東伯郡琴浦町、東伯郡北栄町、東伯郡三朝町、東伯郡湯梨浜町 【は行】日野郡江府町、日野郡日南町、日野郡日野町 【や行】八頭郡智頭町、八頭郡八頭町、八頭郡若桜町、米子市 |
| 島根県 | 【あ行】飯石郡飯南町、雲南市、大田市、邑智郡邑南町、邑智郡美郷町、隠岐郡隠岐の島町、奥出雲町 【さ行】鹿足郡吉賀町 【た行】津和野町 【ま行】益田市 【や行】安来市 |
| 岡山県 | 【あ行】英田郡西粟倉村、赤磐市、浅口市 【か行】加賀郡吉備中央町、勝田郡奈義町、久米郡久米南町、久米郡美咲町、窪郡早島町 【さ行】瀬戸内市邑久町、総社市 【な行】新見市 【ま行】真庭郡新庄村 【わ行】和気郡和気町 |
| 広島県 | 【あ行】江田島市 【さ行】庄原市 【た行】豊田郡大崎上島町 【は行】廿日市市、東広島市 【ま行】三次市十日市 【や行】山県郡安芸太田町 |
| 山口県 | 該当なし(2025年10月時点) |
| 徳島県 | 【あ行】阿南市、板野郡上板町 【か行】海部郡美波町 【た行】徳島市 【な行】鳴門市 【は行】美馬郡つるぎ町、美馬市 【ま行】名西郡石井町、名西郡神山町 【や行】吉野川市 |
| 香川県 | 【あ行】綾歌郡綾川町【か行】木田郡三木町 【さ行】坂出市、小豆郡土庄町 【な行】仲多度郡琴平町、仲多度郡多度津町 【は行】東かがわ市 【ま行】三豊市 |
| 愛媛県 | 【あ行】伊予郡松前町、宇和島市、越智郡上島町、上浮穴郡久万高原町 【か行】北宇和郡松野町、喜多郡内子町 【な行】西宇和郡伊方町 【ま行】南宇和郡愛南町 |
| 高知県 | 【さ行】宿毛市桜町 【た行】高岡郡越知町、高岡郡佐川町、高岡郡日高村、高岡郡檮原町、土佐市 【な行】長岡郡本山町 【は行】幡多郡黒潮町 |
各自治体の公式ホームページ(2025年10月時点の情報)
外壁塗装 助成金がある自治体⑥:九州・沖縄地方
九州・沖縄地方では、外壁塗装の助成金や補助金制度を実施している自治体が複数あります。ここでは、2025年現在、外壁塗装工事に対して費用の一部を補助している主な市区町村を紹介します。
※制度内容や受付状況は年度ごとに変更される場合がありますので、最新情報は各自治体の公式サイトをご確認ください。
| 都道府県 | 対象自治体(五十音順) |
| 福岡県 | 【あ行】朝倉郡筑前町、うきは市、遠賀郡水巻町 【か行】北九州市小倉北区、北九州市小倉南区、北九州市戸畑区、北九州市門司区、北九州市八幡西区、北九州市八幡東区、北九州市若松区、鞍手郡鞍手町、古賀市 【た行】田川郡赤村、田川郡糸田町、田川郡添田町、田川市、築上郡築上町 【な行】那珂川市、中間市、直方市 【ま行】三潴郡大木町、みやま市、宮若市 【や行】柳川市、八女郡広川町、八女市 |
| 佐賀県 | 【あ行】嬉野市 【か行】神埼市、杵島郡大町町、杵島郡白石町 【た行】多久市 【は行】東松浦郡玄海町 【ま行】三養基郡上峰町、三養基郡基山町 |
| 長崎県 | 【あ行】諫早市 【か行】五島市 【は行】平戸市 【ま行】松浦市、南島原市 |
| 熊本県 | 【あ行】葦北郡芦北町、葦北郡津奈木町、阿蘇郡産山村、阿蘇郡高森町、阿蘇郡西原村、阿蘇郡南阿蘇村、天草市 【か行】上益城郡甲佐町、上益城郡御船町、上益城郡山都町、菊池郡大津町、菊池郡菊陽町、球磨郡あさぎり町、球磨郡五木村、球磨郡球磨村、球磨郡相良村、球磨郡多良木町、球磨郡錦町、球磨郡水上村、球磨郡山江村、球磨郡湯前町 【さ行】下益城郡美里町 【た行】玉名郡和水町 【は行】人吉市 【や行】八代郡氷川町、山鹿市 |
| 大分県 | 【あ行】臼杵市、杵築市 【か行】玖珠郡玖珠町、玖珠郡九重町、国東市【さ行】佐伯市 【た行】竹田市、津久見市、東国東郡姫島村 【は行】豊後高田市 |
| 宮崎県 | 【か行】児湯郡都農町 【な行】西臼杵郡五ヶ瀬町、西臼杵郡高千穂町 【は行】東臼杵郡美郷町、東諸県郡綾町、東諸県郡国富町 【ま行】都城市、宮崎市 |
| 鹿児島県 | 【あ行】姶良市、出水市、いちき串木野市 【か行】肝属郡南大隅町 【さ行】鹿屋市、薩摩川内市、曽於郡大崎町 【は行】日置市 【ま行】南九州市 |
| 沖縄県 | 【あ行】石垣市、糸満市、浦添市、うるま市、沖縄市 【か行】宜野湾市、国頭郡伊江村、国頭郡大宜味村、国頭郡恩納村、国頭郡金武町、国頭郡宜野座村、国頭郡国頭村、国頭郡今帰仁村、国頭郡東村、国頭郡本部町 【さ行】島尻郡粟国村、島尻郡伊是名村、島尻郡伊平屋村、島尻郡北大東村、島尻郡久米島町、島尻郡座間味村、島尻郡渡嘉敷村、島尻郡渡名喜村、島尻郡南風原町、島尻郡南大東村、島尻郡八重瀬町、島尻郡与那原町 【た行】豊見城市 【な行】中頭郡嘉手納町、中頭郡北中城村、中頭郡北谷町、中頭郡中城村、中頭郡西原町、中頭郡読谷村、名護市、那覇市、南城市 【ま行】宮古郡多良間村、宮古島市 【や行】八重山郡竹富町、八重山郡与那国町 |
各自治体の公式ホームページ(2025年10月時点の情報)
外壁塗装の助成金・補助金の調べ方
外壁塗装の助成金や補助金を活用したい場合は、申請前に最新の情報を確認しておくことが重要です。 ここでは、外壁塗装 助成金に関する情報を効率的に調べるための主な方法を紹介します。
外壁塗装の助成金・補助金の調べ方①:自治体公式HP又は直接問い合わせる
外壁塗装 助成金・補助金の情報を得るには、まず自治体の公式サイトを確認するのが確実です。
多くの自治体では、助成制度の内容や申請条件、必要書類、受付期間などを公式HP上で公開しています。
調べる際は、地域名と「外壁塗装 助成金」「住宅リフォーム」などのキーワードを組み合わせると見つけやすくなります。
たとえば、「渋谷区 外壁塗装 助成金」と検索すると、「住宅簡易改修支援事業」などの関連情報を確認できます。
また、公式サイトの記載がわかりにくい場合は、各自治体の住宅政策課や都市整備課などに直接問い合わせるのもおすすめです。
担当者から、公式HPに掲載されていない詳細情報や申請のポイントを聞ける場合もあります。
外壁塗装の助成金・補助金の調べ方②:住宅リフォーム支援制度の検索サイトを活用
外壁塗装 助成金・補助金を効率的に探したい場合は、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会が運営する 「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」の利用が便利です。
このサイトでは、全国の自治体が実施している住宅リフォーム支援制度をまとめて検索できます。
また、省エネ関連の補助金・助成金を絞り込み検索したり、都道府県別で制度を探したりすることも可能です。
検索結果には、制度の概要、補助金額、申請条件、問い合わせ先などが表示され、自治体ごとの窓口情報も確認できます。
外壁塗装の助成金・補助金の調べ方③:外壁塗装の専門業者に相談
外壁塗装 助成金に関する情報を集める方法として、専門知識を持つ塗装業者に相談するのも効果的です。
地域密着で活動している業者は、地元自治体の助成金・補助金制度に詳しく、最新情報や申請の流れを把握していることが多いです。
業者によっては、面倒な申請手続きを代行してくれる場合もあります。
見積もりの際に「助成金・補助金を活用したい」と伝えれば、対象制度や必要な条件を丁寧に説明してもらえるでしょう。
ただし、すべての業者が助成金制度に詳しいわけではないため、複数社から見積もりを取り、制度への理解度やサポート体制を比較することをおすすめします。
外壁塗装の助成金・補助金の具体例:もらえる金額の目安
都道府県ごとに、外壁塗装の助成金や補助金ではどのくらいの金額が支給されるのかをご紹介します。
外壁塗装の助成金・補助金の具体例①:東京都
東京都では、以下の助成金・補助金制度を受けられる。
外壁塗装単体での助成よりも、耐震改修や防災対策、環境改善といった政策目的に沿った工事の一部として、外壁塗装を行う場合に助成対象となるケースが多いです。
助成金額は自治体によって異なり、工事費用の30%〜50%程度、金額にして最大200万円までのものがあります。
▼東京都の外壁塗装 助成金・補助金の具体例(2025年版)
| 自治体 | 制度名 | 助成金額 | 主な条件・対象 |
| 昭島市 | 木造住宅耐震改修等補助制度 | 工事費の1/3(上限60万円)+太陽光併用で最大36万円加算 | 耐震性能を向上させる改修が対象 |
| 荒川区 | 密集住宅市街地整備促進事業 | 基本100万円(最大200万円) | 防火・耐震性能の向上が条件 |
| 板橋区 | 止水板設置工事助成制度 | 工事費の1/2(上限50万円) | 浸水対策を目的とした工事 |
| 大田区 | 屋上緑化・壁面緑化助成制度 | 経費の1/2(1㎡あたり2万円、上限50万円) | 屋上・壁面の緑化工事が対象 |
| 国立市 | 木造住宅耐震改修費用助成 | 改修費の1/3(上限80万円) | 耐震診断後に実施する改修工事が条件 |
| 小金井市 | 木造住宅耐震改修等助成金 | 費用の1/2(上限60万円) | 耐震性向上を目的とした改修 |
| 墨田区 | 防火・耐震化改修促進助成事業 | 基本100万円(最大200万円) | 防火および耐震性能の強化が条件 |
| 千代田区 | 土砂災害特別警戒区域内安全対策工事助成 | 条件により助成額を算出 | 特別警戒区域内の建物が対象 |
| 豊島区 | 住宅修繕・リフォーム資金助成事業 | 工事費の30%(修繕:上限10万円/リフォーム:上限20万円) | 低所得者世帯を対象とした修繕・改修 |
| 町田市 | 耐震設計改修事業 | 費用の1/2(上限120万円) | 耐震設計に基づく改修が条件 |
| 港区 | 高反射率塗料等助成制度 | 材料費全額または面積×2,000円(上限:区民30万円、事業者100万円) | 屋上・屋根への高反射塗料施工が対象 |
| 目黒区 | 住宅・建築物土砂災害対策改修助成 | 改修工事費の23%以内(上限77万2,000円) | 土砂災害特別警戒区域内の住宅が対象 |
出典:各自治体の公式ホームページ(2025年10月時点)
外壁塗装の助成金・補助金の具体例②:愛知県
愛知県では、以下のような外壁塗装に関する助成金・補助金制度を利用できます。
県内の自治体では、空き家対策や耐震改修、多世代同居支援、若年層の定住促進など、地域の課題や政策目的に応じた制度が多く見られます。
助成金額は自治体によって異なりますが、一般的には工事費用の1/5〜2/3程度、金額にして最大約140万円まで支給されるケースが多いようです。
▼愛知県の外壁塗装 助成金・補助金の具体例(2025年版)
| 自治体 | 制度名 | 助成金額 | 主な条件・対象 |
| 新城市 | 空き家改修事業補助金 | 審査により決定 | 未使用戸建て住宅の改修が対象 |
| 瀬戸市 | 土砂災害対策改修費補助金 | 工事費の23%(上限77万2,000円) | 土砂災害警戒区域内の住宅が対象 |
| 豊田市 | 木造住宅耐震改修工事費補助 | 最大100万円 | 耐震性能が不足する木造住宅の改修 |
| 半田市 | 耐震改修費補助(木造住宅) | 市内業者施工:最大140万円/市外業者施工:最大100万円 | 耐震診断で1.0未満の旧基準木造住宅が対象 |
| 南知多町 | 空き家対策総合支援事業補助 | 改修費の1/2 | 空き家バンク登録物件の改修が条件 |
| 犬山市 | 住宅リフォーム補助 | 工事費の1/5(同居:上限30万円/単世帯:上限10万円) | 居住用リフォーム、若年層の定住促進が目的 |
| 大府市 | 空家改修費補助 | 対象経費の1/2(上限30万円/市内業者利用時は40万円) | 空き家の改修・修繕、10年以上の利活用が条件 |
| 大口町 | 同居・近居支援補助金 | 対象経費の2/3(上限20万円) | 親世帯・子世帯の同居または近居が条件 |
| 春日井市 | 空き家地域貢献活用事業補助金 | 対象経費の2/3(上限50万円) | 地域貢献を目的とした空き家改修が対象 |
| 蒲郡市 | 三世代同居・近居住宅支援補助金 | 同居:最大20万円/近居:最大5万円 | 三世代の同居・近居を目的とした新築・改修 |
| 名古屋市 | 空き家活用支援事業費補助金 | 改修費の2/3(上限100万円) | 地域活性化を目的とした空き家改修、10年以上の継続利用が条件 |
| 扶桑町 | 空家有効活用住民活動団体事業拠点改修費補助金 | 対象経費の2/3(上限40万円) | 住民団体による空き家の改修・活用(5年以上継続) |
| 豊根村 | 新築・リフォーム補助金 | 新築:定額100万円/リフォーム:工事費の1/3(上限25万円)+若者加算15万円(55歳以下 | 若年層や定住希望者の新築・改修を支援 |
出典:各自治体の公式ホームページ(2025年10月時点)
外壁塗装の助成金・補助金の具体例③:神奈川県
神奈川県では、以下のような外壁塗装に関する助成金・補助金制度を利用できます。
県内の自治体では、空き家バンク登録物件を対象とした支援制度が比較的充実しており、子育て世帯や若年夫婦世帯を対象に加算措置を設けている自治体も多く見られます。
補助率は多くの自治体で工事費の1/2となっており、補助上限額は3万円から80万円までと自治体によって大きく異なります。
▼神奈川県の外壁塗装 助成金・補助金の具体例(2025年版)
| 自治体 | 制度名 | 助成金額 | 主な条件・対象 |
| 愛川町 | 空き家改修費補助金 | 対象経費の1/2(上限20万円) | 空き家バンク登録物件の改修が条件 |
| 横浜市 | 空家の改修等補助金(地域貢献型) | 詳細要確認(上限あり) | 地域活性化に寄与する施設改修が対象 |
| 清川村 | 住宅リフォーム助成制度 | 工事金額により異なる(上限20万円) | 村内の施工業者を利用することが条件 |
| 寒川町 | 住宅リフォーム等建築工事推進助成事業 | 対象工事費の5%(上限3万円) | 町内施工業者による工事が条件 |
| 中井町 | 空き家活用推進事業補助金 | 対象経費の1/2(上限40万円)/子育て・若年世帯は上限80万円 | 10年以上の町内居住が条件 |
| 箱根町 | 空き家リフォーム事業補助制度 | 対象経費の1/2(上限50万円) | 空き家バンク登録物件の改修が条件 |
| 葉山町 | 住宅リフォーム資金補助金 | 一律5万円 | 町内業者による20万円以上の工事が条件 |
| 松田町 | 空き家改修事業費補助制度 | 対象経費の1/2(上限20万円)/商工振興会会員施工の場合は上限30万円 | 空き家への入居を目的とした改修が対象 |
| 大和市 | 不燃化・バリアフリー化改修工事費補助金 | 工事費の1/2(上限10万円)/軒先改修は上限20万円 | 市内施工業者による工事が条件 |
| 横須賀市 | 2世帯住宅リフォーム等補助金 | 工事費の1/2(上限30万円) | 市外から子世帯が転入し、同居または近居することが条件 |
出典:各自治体の公式ホームページ(2025年10月時点)
外壁塗装の助成金・補助金の具体例④:大阪府
大阪府では、以下のような外壁塗装に関する助成金・補助金制度を利用できます。
府内の自治体によって助成内容は異なりますが、補助金額の上限は10万円から100万円を超えるものまで幅広く設定されています。
また、市内業者の利用を推奨するために上乗せ補助を行う自治体や、子どもの人数に応じた加算制度を設けている地域もあるため、制度をうまく活用することが大切です。
▼大阪府の外壁塗装 助成金・補助金の具体例(2025年版)
| 自治体 | 制度名 | 助成金額 | 主な条件・対象 |
| 枚方市 | 若者世代空き家活用補助制度 | 空き家除却・新築:最大100万円/耐震改修・リフォーム:工事費の1/2(上限100万円) | 若者世帯(40歳未満)または子育て世帯が対象 |
| 東大阪市 | 耐震改修の補助金 | 標準改修:最大100万円/簡易改修:最大50万円(市内業者施工は+10万円) | 昭和56年以前に建てられた木造住宅が対象 |
| 河南町 | 三世代同居・近居支援補助金 | 住宅取得:費用の1/10(上限100万円)/リフォーム:費用の1/10(上限50万円) | 親世帯と子世帯の同居・近居が条件 |
| 千早赤阪村 | 空き家改修補助 | 対象経費の1/2(上限10万円) | 村外からの転入者または村内移住者が対象 |
| 堺市 | 耐震改修工事費補助 | 戸建住宅:最大97.5万円/共同住宅:対象経費の8/10以内 | 昭和56年以前に建築された耐震性不足の住宅が対象 |
| 和泉市 | 南部地域等移住定住支援補助金 | 新築・リフォーム:最大100万円+子ども1人あたり25万円加算 | 南部地域への移住・定住を目的とした住宅が対象 |
| 門真市 | 子育て世帯等空き家利活用補助 | 市外居住者:工事費の2/3(上限100万円)/市内居住者:工事費の1/2(上限50万円) | 子育て世帯または若者世帯が対象 |
| 泉南市 | 空き店舗等活用対策事業 | 家賃補助:月額上限3万円/改修費:上限50万円/買取:上限100万円 | 空き店舗や空き家を活用した事業が対象 |
| 豊中市 | 土砂災害特別警戒区域内住宅移転・補強補助 | 移転:最大518.5万円/補強:最大92.6万円 | 土砂災害特別警戒区域内の住宅が対象 |
| 富田林市 | 空き家バンク制度活用促進補助 | 売買成約:所有者10万円/購入者20万円/リフォーム:工事費の1/3(上限20万円) | 市の空き家バンク登録物件が対象 |
| 寝屋川市 | 止水板設置工事助成制度 | 工事費の1/2(上限30万円) | 浸水被害対策として止水板を設置する工事が対象 |
出典:各自治体の公式ホームページ(2025年10月時点)
外壁塗装の助成金・補助金の具体例⑤:埼玉県
埼玉県内では、外壁塗装を含む住宅リフォームに対する助成金・補助金制度を設けている自治体が多数あります。
補助金額は自治体によって異なりますが、最大で30〜40万円の助成を受けられる地域もあります。
ただし、申請は先着順となるケースが多く、予算枠に達すると受付が終了する場合があるため、早めの確認・申請が大切です。
外壁塗装 助成金の主なポイントは以下の通りです。
・最大30〜40万円の助成を実施している自治体もあり
・申請は工事着工前に行うのが原則
・各市町村によって申請条件
・対象工事が異なる
| 市町村 | 助成制度名 | 補助率 | 上限額 | 申請期間 | 備考 |
| 朝霞市 | 個人住宅リフォーム資金補助金 | 工事費の5% | 5万円 | 2024年5月1日〜2025年3月31日 | 市内業者による施工が条件 |
| 越生町 | 住宅リフォーム補助制度 | 工事費の20% | 10万円 | 記載なし | 記載なし |
| 春日部市 | 空き家リノベーション助成制度 | 記載なし | 最大40万円 | 記載なし | リノベーション工事の14日前までに申請 |
| 加須市 | 住宅改修等資金助成制度 | 工事費の5% | 5万円 | 記載なし | 5か年度に1回申請可能 |
| 神川町 | 住宅リフォーム資金補助事業 | 工事費の10% | 10万円 | 2024年4月1日〜(予算上限まで) | 予算額に達し次第受付終了 |
| 上里町 | 住宅改修資金補助金 | 工事費の10% | 5万円 | 2024年4月1日〜 | 補助金は共通商品券で交付 |
| 川口市 | 住宅リフォーム補助金 | 工事費の5% | 10万円 | 〜2025年2月28日(完了報告必須) | 市内業者による施工が条件 |
| 川島町 | 住宅リフォーム補助金制度 | 工事費の5% | 10万円 | 記載なし | 子育て世帯は補助金額が異なる |
| 行田市 | 住宅改修資金補助制度 | 工事費の5% | 10万円 | 2024年4月1日以降 | 工事費20万円以上が対象 |
| 熊谷市 | 住宅リフォーム資金補助金 | 工事費の5% | 10万円 | 記載なし | 補助金は「クマPAY」で交付 |
| 鴻巣市 | 住宅リフォーム資金補助事業 | 工事費の5% | 10万円 | 2024年4月1日〜 | 他の補助金との併用不可 |
| 越谷市 | 空き家の改修・除却費用の補助 | 工事費の2/3 | 30万円 | 2024年4月8日〜 | 特定空家等が対象 |
| さいたま市 | スマートホーム推進・創って減らす機器設置補助金 | 1㎡あたり400円 | 戸建2万円/集合住宅50万円 | 2024年6月17日〜2025年1月31日 | 屋根の高遮熱塗装などが対象 |
| 坂戸市 | 多世代同居住宅改修等工事補助金制度 | 工事費の5% | 3万円 | 記載なし | 記載なし |
| 秩父市 | 住宅・店舗等リフォーム資金助成事業 | 工事費の10% | 15万円 | 2024年4月15日〜 | 2024年度の受付は終了 |
| 長瀞町 | 住宅リフォーム資金助成制度 | 工事費の5% | 5万円 | 2024年5月13日〜 | 2024年度分の受付は終了 |
| 鳩山町 | 住宅リフォーム資金補助 | 工事費の5% | 10万円 | 記載なし | 工事費20万円以上が対象 |
| 飯能市 | 住宅リフォーム事業補助制度 | 工事費の5% | 3万円 | 2024年4月1日〜2025年2月末日 | 工事完了後に申請可能 |
| 富士見市 | 住宅リフォーム補助金制度 | 工事費の5% | 10万円 | 2024年4月1日〜 | 工事着工前に申請が必要 |
| 三郷市 | 木造戸建て住宅の耐震改修に伴うリフォーム補助制度 | 工事費の10% | 20万円 | 記載なし | 耐震改修と同時に行う工事が対象 |
| 美里町 | 住宅改修資金補助事業 | 工事費の10% | 5万円 | 記載なし | 年度内に1回のみ利用可能 |
| 皆野町 | 住宅リフォーム補助金 | 一律5万円 | 記載なし | 記載なし | 工事費20万円以上が対象 |
| 宮代町 | 店舗・住宅リフォーム事業補助金 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 2024年度の受付は終了 |
| 八潮市 | 住宅改修資金補助金 | 工事費の30% | 10万円 | 2024年6月25日〜12月20日 | 2024年度の申請受付は終了 |
| 横瀬町 | 住宅環境改善及び空き家活用促進補助金 | 工事費の10% | 10万円 | 記載なし | 工事着手前の申請が必要 |
| 吉川市 | 住宅改修費補助事業 | 工事費の10% | 10万円 | 2024年4月1日〜5月31日 | 2024年度の受付は終了 |
| 吉見町 | 住宅リフォーム補助金制度 | 工事費の10% | 10万円 | 記載なし | 限度額未満であれば再申請可能 |
助成金の申請は、工事を開始する前に行うことが一般的です。すでに工事を着手している場合、助成金の対象外となることがありますので注意が必要です。また、制度の内容や募集時期は自治体によって異なるため、最新の情報は各市町村の公式ホームページや担当窓口で確認しましょう。
外壁塗装の助成金・補助金を受け取るまでの流れ
外壁塗装の助成金や補助金を受け取る際の大まかな流れは以下の通りです。なお、申請手続きは塗装業者が代行・サポートしてくれることもあります。

申請期間内かつ工事前に申請する
助成金・補助金の申請期間は決まっています。期間は自治体によって異なるため、必ずお住いの地域の条件を確認しましょう。
また、申請手続きは工事着工前に行う必要があります。工事後に申請しても助成金はもらえないため気を付けてくださいね。
工事後に報告書を提出
外壁塗装の工事が終了したら、「工事完了報告書(実績報告書)」と請求書を提出しましょう。
工事の内訳書や工事前後の写真の提出を求められる場合もあります。提出すべきものの詳細は、各自治体や業者に確認してください。
お金が振り込まれる
特にトラブルなく事が進めば運べば、1~2ヶ月程度で助成金・補助金が指定の口座に振り込まれます。
自治体によっては、現金ではなく商品券が支給される場合も。
外壁塗装の助成金・補助金の注意点
外壁塗装の助成金や補助金の制度を利用するときは、以下のことに注意して手続きを進めましょう。
自治体が指定した業者に依頼すること
自治体によっては、その地域に本店または支店をおく施工業者に依頼することを、助成金・補助金の支給条件として定めていることがあります。
狭山市の「店舗・住宅改修工事費補助金制度」(2022年度)も、市内の施工業者を利用してリフォームすることを条件として掲げていました。
自治体によっては抽選になることも
受給条件をすべて満たしていた場合でも、必ず助成金をもらえるとは限りません。応募状況によっては、抽選制・先着順になるケースもあります。
助成金の申請受付が始まったら、早めに申し込むようにしましょう。
遮熱塗料が向かない家もある
助成金の受給条件として、「遮熱塗料の使用」があげられている場合は要注意です。
遮熱塗料は太陽光の熱を反射してしまうため、冬場に屋内が冷えこみやすい建物には向いていません。助成金だけを目当てに遮熱塗料を取り入れるのは避けましょう。
税金を滞納していると利用できない
多くの自治体では、外壁塗装の助成金や補助金を利用する条件として、「税金を滞納していないこと」を明記しています。
ここでいう税金とは、主に以下の3種類を指します。
・市民税
・国民健康保険料
・介護保険料
これらはいずれも自治体に納める税金であり、ひとつでも滞納がある場合は助成金を申請できません。また、家主本人が滞納していなくても、助成金の申請対象は「同一世帯全員」となるケースが多く、家族のうち一人でも税金を滞納していると制度を利用できない可能性があります。
【新事業進出補助金】新規事業への挑戦に該当する必要がある
新事業進出補助金を利用して外壁塗装を行うことは可能ですが、申請の目的が「企業の成長や事業拡大に向けた新規事業への挑戦」に該当する必要があります。
また、付加価値額の年平均成長率+4.0%以上の増加や、事業所内最低賃金が地域別最低賃金より+30円以上など、基本要件をすべて満たす3〜5年の事業計画を策定することが求められます。
外壁塗装を単なる修繕ではなく、「新たな事業展開の一環」として位置づけることで、補助対象として認められる可能性があります。
そのため、自社の成長戦略や地域活性化と結びつけた事業計画を立て、うまく外壁塗装の要素を組み込むことが重要です。
【小規模事業者持続化補助金】補助対象外の事業ではないか確認する
小規模事業者持続化補助金は、すべての事業が対象となるわけではありません。
外壁塗装に助成金・補助金を活用する際も、まずは自社の事業内容が補助対象外に該当しないかを確認することが重要です。
以下のような事業は、補助対象外とされています。
・国や自治体などが支援する他の制度と同様、または類似している事業(例:介護報酬・保険診療報酬が適用されるサービス)
・事業終了後1年以内に売上や収益につながる見込みがない事業(例:試作品の開発のみ、既存商品のパッケージ変更など)
・公の秩序や善良な風俗を害するなど、公的支援として不適切と判断される事業(例:麻雀店、パチンコ店、ゲームセンター、性風俗関連特殊営業など)
この補助金を外壁塗装の一環で利用する場合は、「事業拡大や集客効果につながる改修であること」を明確にする必要があります。
外壁塗装 助成金・補助金に関するよくある質問
Q.外壁塗装の費用相場はどのくらい?
A. 外壁塗装の費用相場は、一般的な戸建て住宅(延べ床面積30坪前後)でおおよそ60万円〜100万円程度です。
ただし、使用する塗料の種類や耐久年数、作業の難易度、足場の設置条件、建物の構造や劣化状態などによって金額は大きく変動します。
正確な費用を知るためには、複数の外壁塗装業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。
Q.助成金以外で外壁塗装の費用を抑える方法は?
A. 助成金や補助金を利用しなくても、外壁塗装の費用を抑える方法はいくつかあります。
たとえば、火災保険の適用、リフォームローンの活用、工事時期の工夫、耐久性の高い塗料の選定、一括見積もりサイトの利用などです。
業者によって提案内容や割引条件も異なるため、複数社に相談しながら最適なプランを選ぶことをおすすめします。
| 費用を抑える方法 | 詳細 |
| 火災保険の活用 | 台風・雪・大雨などの自然災害で外壁が損傷した場合、火災保険が適用されるケースがあります。修繕工事の一部が補償される可能性もあります。 |
| リフォームローンの利用 | 省エネや耐震改修などと併用する場合、金利優遇や助成金を受けられることがあります。外壁塗装費用を分割で計画的に支払いたい方におすすめです。 |
| 工事時期の工夫 | 冬季や梅雨明けなどの閑散期に依頼すると、割引やキャンペーンを受けられる場合があります。施工時期をずらすことでコストダウンが可能です。 |
| 耐久性の高い塗料を選ぶ | 初期費用はやや高くても、塗り替えの頻度を減らせるため、長期的にはコストを抑えられます。遮熱・断熱塗料なども人気です。 |
| 一括見積もりサイトを利用する | 複数の外壁塗装業者を比較でき、価格・提案内容・対応を総合的に検討できます。最も条件の良い業者を選びやすく、結果的に費用を節約できます。 |
まとめ
外壁塗装の助成金・補助金の制度内容は自治体によって異なります。申請前に必ずお住いの地域のHP等を確認してください。
また、多くの自治体が3月後半~5月前半くらいに助成金・補助金の募集をかけますが、募集期間も自治体ごとに差があるため注意が必要です。
申請や問い合わせの内容によっては、自治体からの回答に数日かかる可能性も。外壁塗装を思い立ったら、できるだけ早めに手続きしましょう。
監修者
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喜多 史仁
株式会社喜多建設 代表取締役社長
<略歴>
高等学校を卒業後に、2代目有限会社喜多塗装店(株式会社喜多建設の前身)に塗装見習いとして入社。その後、大手自動車メーカー子会社を経験し、2000年に3代目有限会社喜多コーポレーションに職長及び取締役として入社。
2007年に社名を株式会社喜多建設に変更を機に代表取締役に就任。
埼玉県狭山市・川越市・所沢市を中心に地域に密着した外壁塗装を強みとしています。<喜多建設のこだわり>
喜多建設では、不安や疑問を持った状態で外壁塗装をすることがないようにお客様への丁寧なご説明をモットーとしております。
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